美貌録

美容、装い、読書、映画など、心と身体を動かし轟くものを集めて、束ねて書くchisa/千祥のブログ・ディレクトリー。

「ハウス ・オブ・カード」から「アレクサ&ケイティ」までネットフリックスの目配り。

ネットフリックスに加入してすぐ観たのは「ハウス オブ カード」。

年末にスカパーとおさらばしてすぐさまfire stickを導入、同時にネットフリックスに加入した我が家。年末年始に早速観たのは気になっていた「ハウス オブ カード」。セクハラ、パワハラ疑惑でケビン・スペイシーが最終シーズンを降板したというアレなドラマシリーズである。元々はキー局で放映されていたため、1話約1時間、1シーズン13話と長めだが、ぐんぐん話しに引き込まれていき、とめどもなく観てしまう。

 

登場人物の8割は悪い人で、残り2割は悪い人たちに利用されてしまうお気の毒な人たちという邪悪なドラマ。シーズン1の終盤には、ケビン・スペイシーがセクハラパワハラを駆使し、おまけに自ら人を殺めちゃうし、その妻役のロビン・ライトの屈折しまくった上昇志向もうすら寒く、途中観るのを止めたくらいダークだが、そこに面白さがあるのも事実で、結局最終シーズン6まで観きった。

 

ロビン・ライトのファッションも見どころ。

ケビン・スペイシーはぴったりの役どころだし、何よりうまいのは言わずもがなだが、ロビン・ライトってこんなにいい女優さんだったっけ? というのが私にとって発見だった。常に冷酷に自らのキャリアを考え、しかし時折見せる心の揺れを表現していていたし、そしてなんといっても彼女のファッションがいい。毎回潤沢に衣裳が用意されており、ラルフ・ローレンなどアメリカンブランドを着こなす彼女に惚れ惚れ。

 

ブロンドのショートヘアに、いつもベビーパールのピアスを着けており、それが上品この上ない。どんなファッションにもぴったりマッチしており、真似してみたくなって現在物色中。ストーリー以外に、ロビン・ライトのファッションが十分に目の保養(死語か?)になったシリーズだった。

 

ネットフリックスの各年代への目配せが凄い。

とまあ、ネットフリックスは順調に我が家を浸食中である。「スタンダード」の契約で、私と夫は観たいものが違うので、それぞれのデバイスで好き勝手に観るにはこの契約がよいようだ。

 

「ハウス・オブ・カード」以外にも様々なものをつまみ食いしてみた。オリジナルコンテンツの多さもさることながら、そのバラエティに驚く。それぞれの年代や志向に合わせたコンテンツ開発に余念がないし、それが非常に細やかに行われている。

 

白血病の女の子とその親友のシットコム「アレクサ&ケイティ」に驚いた。

「アレクサ&ケイティ」というシリーズの設定には驚いた。高校生の女の子アレクサとケイティは親友同士。アレクサは白血病を克服したが副作用に悩んでいて、高校生活に順応するのに一苦労があったり、というシットコム。

 

AYA世代のがん、高校生活、友情、などなど、こういう要素をコメディにしてくるあたり、アメリカは意識の進歩が日本より早い。高校生の女の子が「神は超えられない試練など与えない」とか言わないし、美談めいた闘病や頑張りを強要してこない。

 

先週「コミンスキーメソッド」を観終わったばかり。40代から70代までをカバーをする「コミンスキーメソッド」については次回。

 

 

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