乾いた女におすすめオイルその２
前回の記事に引き続き、おすすめオイルを紹介したい。洗顔後の肌に直接塗ってブースターとして、化粧水のあとにモイスチャライザーとしてと使える便利なスキンケアアイテム。使わないのは損である。
ネロリとフランキンセンスの香りに癒されたい人へ。
③ローズドマラケシュ ネロリバーム
アルガンオイルに、サボテン種子オイルを86％以上配合。ネロリとフランキンセンスの香りが濃厚で、顔から首、デコルテに塗るだけで癒されるバーム。手に取り、手の温かさでトローっと溶ける感触はミツロウならではのもの。
しっかりと潤うのがバームの嬉しいところ。でも同じバームでも、ニールズヤードレメディーズ ワイルドローズビューティバームよりはゆるやかなテクスチャー。
ローズ ド マラケシュ ネロリバーム |スキンケア・基礎化粧品|通販カタログ秋号掲載商品|家庭画報ショッピングサロン
サラサラなのに、モチモチ肌を実現する不思議オイル。
④コヨリ 美容液オイル
ツバキ種子油、オリーブオイル、コメヌカ油、ユズ種子油を主に、いちじく、高麗人参などさまざまな美容液成分を配合した美容液オイル。まず、使う前によくボトルを振る。美容液成分とオイルが2層となっているためだ。手に取るとサラサラとした液状で、オイルというよりはやっぱり美容液。
コヨリの美容液オイルのパワーを味わうにはコツがある。まず化粧水で肌を整える。そのあとよくボトルを振ってから肌につける。あのサラサラ美容液が、化粧水で潤んだ肌に馴染ませるとあーら不思議。これやっぱりオイル。モッチモチに潤い、指先で肌を触ると確かにオイルの感触なのだ。
ナゾのオイル、ハルエ！ 使い続けると肌が白くなる？！
⑤ ハルエ 美容オイル（杏仁オイル）
ハルエってだれ？だれよ？どうやらこのオイルを作った女性の名前がハルエさんらしい。ハルエさん渾身の作である。
ハルエとの出会いはあるデパートである。ポップアップストアに出ていたのだ。手の甲にたらしてみると、わあ！なんていいにおい！杏仁豆腐？？？
そう、特徴的なのは香りだ。この手の杏仁オイル、香りがまったくないものが多い。ところがハルエは違う。まるで目の前に杏仁豆腐が現れたようなかぐわしい香りを発する。香料で表現した香りではなく、ナチュラルなのも素晴らしい。
というかハルエ。杏仁豆腐の素も作っているらしい！ハルエの杏仁愛は深い。
オイルの濃さとしては、オリーブオイルやホホバオイルよりは軽く、スクワランオイルなどよりはしっかりとした重さがある。香りが素晴らしいので、オイルを顔に伸ばしているだけで心地よい。オイルの重さがあまり気にならないはず。それくらい香りに力がある。
そして使い続けると、なぜだが肌の明度が上がる。白くなると言ってもいい。1本使い切るころには、本当に肌が明るくなっていくのがわかる。ハルエ恐るべし。
肌の明るさは上がるが、その分シミが目立つようになるともいえる。ハルエ、シミはどうにかならないのか？
たのむよハルエ。
オイル＆バームの主観的おすすめ度
ニールズヤード ＞ ローズドマラケシュ ＞ハルエ 、 コヨリ ＞シュウウエムラ
個人的にはニールズ、ネロリ、ハルエが3大お気にオイル＆バーム。
ニールズヤードレメディーズのワイルドローズビューティバームはとにかく濃い。どっしりしっかりしたバームだ。香りもよいしがっつり潤うが、好き嫌いがはっきりしそう。しかしこれを使っていると、顔まわりの新陳代謝が良くなるのか？顔立ちまですっきりする。本当に力のあるバームだ。いつもお肌がツヤツヤね～みたいなことを言われるようになる。
ローズドマラケシュ ネロリバームは、ネロリとフランキンセンスの香りがゴージャス。少量でしっかり潤い、肌がツヤツヤに。ニールズヤードのワイルドローズビューティバームよりはゆるやかで使いやすいかも。
ハルエは潤いもさることながら、杏仁豆腐のような甘い香りが素晴らしい。そしてなぜか肌の明度があがって、美人っぽくなる（笑）期待してはいけないのはシミ。決してシミは消えない。でも明らかに肌が白くなるので使っていて手ごたえがある。
コヨリは、美容液とオイルのハーフ。サラサラとしたテクスチャーだが、化粧水と一緒に使えばモッチモチ肌へ変身する。
シュウウエムラは軽やかなオイル。ブースターとしてもよし。他のスキンケアアイテムを邪魔しない使い勝手の良さが魅力。オイル初心者にとって使いやすさは断トツ。
オイル使いにはコツがある。
私はオイルのリッチな感触を楽しみたいので、入浴後や洗顔後に直接オイルやバームを塗るのが好きだ。でも、肌が極度に乾燥し、もっとしっかり保湿したいというときには、化粧水と組み合わせて使う。化粧水→オイル、化粧水→オイル、化粧水→オイルというように、数回繰り返して、重ね塗りをすると乾燥が落ち着く。肌が疲れているときにもいい。水分と油分を重ねるのがミソ。
スキンケアの基本のき、しっかり保湿には、オイルをスキンケアのスタメンに入れてみてほしい。
と、オイル総評おわり。
